君の隣、1メートル

CHAPTER.1

放課後を迎えた教室は、さっきまでのガヤガヤとした騒音をピタリっと消したように静けさだけが残っている。
グラウンドからは野球部とサッカー部の練習の掛け声が聞こえ、空も帰る時間だよと伝えるように鮮やかなオレンジ色に染められていた。
私は誰もいない教室ひとり、ずっと携帯を穴が開くくらいジッと見つめていた。
何も通知が来ない画面にまた一つため息を吐く。

「あぁー!もうなんで連絡ないの!」
連絡が来るかもしれないという期待をしている自分が嫌になっていく。
私は持っていた携帯を机の上にぶっきらぼうに置き、
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