契約から繋がる-Ⅱ-

キスが激しさを増すと
いつも、私は着いて行けなくて
オーナーに身を任せる。


体の力が抜けてしまった私に気付くと
唇を離して微笑み見つめて
そっと私を寝かせてくれる。


「里菜…どうされたい?」

「…ん……優しく…して欲しい…」

「クス。わかった」


本当はめちゃくちゃにされたい…。
何も考えなくなる様に…。


だけど…妊娠してるから。
そういう訳には行かないから…。


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