契約から繋がる-Ⅱ-
私ばっかり…オーナーが好きで。
私ばっかり…追い掛けて…。
オーナーはただ自分の道を歩いて行って。
私達…最初から…違う道を歩いてた…?
一緒に暮らしていても…。
心は違う方向へと…向いていたの…?
やだ…。
視界が…潤んでて見えない…。
私…泣かないもん。
もう…泣かないんだから。
無理矢理、目を手で擦った。
もう…何でも…いい…。
どうでもいい…。
「……里菜?何してるんだ?」
この声は……。
オーナー…?