超能力持ち令嬢ですが冷徹理屈屋公爵に「その力を貸してくれ」と言われて偽装結婚することになりました
「私は苺のミルフィーユとアッサムティーにします」

シャルロットが言うとテオドールは給仕を呼び、注文をした。

「テオドール様はよくこのお店に来られるのですか」
「そうだな、仕事の休憩で利用することがある。君も来たい時は利用すると良い」
「えっ、私一人で外出していいのですか?」
「ああ。護衛は付くが」

(こんな素敵な店に自由に来ていいなんて、うれしいっ!)

シャルロットは両親に行動やお金を制限されていたので、こういった店に自由に来ることもできなかったのだ。

「通いつめて全メニュー制覇したいです」
「期間限定もある」
「まあ、素敵……!」

雑談をしているうちに、シャルロットが頼んだ苺のミルフィーユが運ばれて来た。

一番上には赤く色づいた新鮮な苺がぎっしりと並び、その下にパイ生地・カスタードクリーム・苺・パイ生地の順でサンドされていてとても美味しそうだ。

テオドールが注文したコーヒーとオペラが来たので、二人は食べ始める。

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