超能力持ち令嬢ですが冷徹理屈屋公爵に「その力を貸してくれ」と言われて偽装結婚することになりました

第17話 二人の関係

すると、テオドールが馬車と反対方向に歩き出したので、シャルロットは戸惑った。

「テオドール様、どこかに寄るのですか」
「ああ。カフェに行こう、糖分を補給するため」

シャルロットは、まためちゃくちゃ歩かされる!? と内心構えたが、少し歩いただけで着いたのでホッとした。

店内は煌めくシャンデリアに美しいタペストリーなど内装が華やかで、ドレスの令嬢やマダムが静かに歓談をしながらスィーツを楽しんでいる。

テオドールは奥の席を選んだので、シャルロットは向かい側の席に腰を下ろした。

(テーブルが大理石だわ! さすが上流階級しか来られないカフェだけあるわ)

「好きなものを頼みたまえ」

シャルロットが大理石のテーブルに驚いていると、テオドールがメニューを開いて見せた。

「わぁ、いろいろあって悩みますね」
「時間はあるからゆっくり選んだら良い」

スィーツの絵がひとつひとつ描かれているので、わかりやすい。

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