超能力持ち令嬢ですが冷徹理屈屋公爵に「その力を貸してくれ」と言われて偽装結婚することになりました
「なんだ、お茶会か?」
葉陰から現れたのは、△△王国の王子。
年齢はユーリやテオドールと同じくらいだ。
(△△王族が来訪中だっけ。護衛の姿がないから勝手に来たのか)
「殿下、ご機嫌麗しゅうございます」
ユーリが一番に立ち上がり、王子に向かって紳士の挨拶をした。
(この場で王子の次に位が高いのは僕だから、挨拶はこれで間違ってないはず)
すると、王子の方から近づいて来て。
「ギャハハ! くるくる巻いて、羊の毛みたいだな!」
なんと、王子はユーリの巻き毛を掴み引っ張ったのだ。
「いっ……」
(痛いって言っていいの? 抵抗したら不敬罪になる?)
予想外のことにユーリは内心パニックになった。
いつもユーリを持ち上げる子供達も使用人達も王子を恐れて、ただ苦笑いを浮かべるだけで助けてくれない。
(でも、僕も逆の立場だったら同じだろうしなぁ……)
ユーリは目を閉じて、ただ王子が飽きるのを祈るしかなかった。
「ぅわ! お前ッ何をする! 私は△△王国の第一王子だぞ!?」
ふいに王子の焦った声が聞こえて、ユーリは目を開ける。
そこには。
葉陰から現れたのは、△△王国の王子。
年齢はユーリやテオドールと同じくらいだ。
(△△王族が来訪中だっけ。護衛の姿がないから勝手に来たのか)
「殿下、ご機嫌麗しゅうございます」
ユーリが一番に立ち上がり、王子に向かって紳士の挨拶をした。
(この場で王子の次に位が高いのは僕だから、挨拶はこれで間違ってないはず)
すると、王子の方から近づいて来て。
「ギャハハ! くるくる巻いて、羊の毛みたいだな!」
なんと、王子はユーリの巻き毛を掴み引っ張ったのだ。
「いっ……」
(痛いって言っていいの? 抵抗したら不敬罪になる?)
予想外のことにユーリは内心パニックになった。
いつもユーリを持ち上げる子供達も使用人達も王子を恐れて、ただ苦笑いを浮かべるだけで助けてくれない。
(でも、僕も逆の立場だったら同じだろうしなぁ……)
ユーリは目を閉じて、ただ王子が飽きるのを祈るしかなかった。
「ぅわ! お前ッ何をする! 私は△△王国の第一王子だぞ!?」
ふいに王子の焦った声が聞こえて、ユーリは目を開ける。
そこには。