酸いも甘いも煌めいて
私はいつもの空き教室で過去を睦月先輩に打ち明けた。


そして今日最後の授業のチャイムが鳴る。



睦月先輩は頭をポンポンして教室を出ていった。



何か言葉が欲しかったのにチャイムが憎い。





そして下校時刻になるとなんだか周りの女子たちが騒がしい。


「キャー!ウルウ!スプダリライブしてる!」


え!?ウルウ!?睦月先輩が?慌ててスマホを開く。


私は教えてもらった日からフォローしていた。





「このスプダリライブはある知人のために送ります。見てる?お前だけのスプダリライブだ」





そのかっこいい顔に釘付けになる。





「今日は募集してたお悩み相談に答えるよ、まず1通目、いじめられた過去の傷が癒えません、んーじゃあ俺を見ててよ、辛い思い癒やしてあげる、忘れるくらい甘やかすから覚悟しろよ」




これって私に対してだ。
さっき私の過去を話したからだ。



コメントは黄色い歓声で溢れている。
30分もするとスプダリライブは終わった。


急いで家に帰る。


早く睦月先輩に思いを伝えたい。
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