祝。アフディーとイリオネスの冒険
彦星と金牛星
ーーその頃。 イリオネスと『情熱的な青い鳥』は、天の川の東側、その上空を飛んでいました。
行方不明のアフディーを必死に探すイリオネスは、金色の羽を大きく広げ、不安げに周りを見渡しています。
「この場所は一体どこなのでしょう……。なんとも青白く、天界とは明らかに空気が違います」
隣を飛ぶ情熱的な青い鳥は、風を感じるようにうっとりと目を閉じ、朗々と語り始めました。
「深い山をゆく清流の青。そして、耕したばかりの湿った土の匂いが、夜空の紺青(こんじょう)に溶け込んでいる……。まさに、魂を震わせる『生きる力』のようなものが、伝わってくるではありませんか!」
どこまでも自分たちのペースを崩さない青い鳥を、イリオネスは少しだけ困ったように見つめ、考えを巡らせてから話し始めました。
「会話のできるお前と一緒なのは、心強いものです。……なあ、アオショウビン」
呼ばれた情熱的な青い鳥は、パチクリと目を見開き、驚いた表情を見せました。
「おや……? なぜ私がアオショウビンだとわかったのですか?」
イリオネスは羽ばたきを緩めることなく、至極当然といった風に答えました。
「アオショウビン以外、何者でもないだろう。何を驚いているのだ」
「だって、アフディー様ときたら、長年お仕えしているというのに、私の種類を認識も、興味もされていなかったのですよ」
行方不明のアフディーを必死に探すイリオネスは、金色の羽を大きく広げ、不安げに周りを見渡しています。
「この場所は一体どこなのでしょう……。なんとも青白く、天界とは明らかに空気が違います」
隣を飛ぶ情熱的な青い鳥は、風を感じるようにうっとりと目を閉じ、朗々と語り始めました。
「深い山をゆく清流の青。そして、耕したばかりの湿った土の匂いが、夜空の紺青(こんじょう)に溶け込んでいる……。まさに、魂を震わせる『生きる力』のようなものが、伝わってくるではありませんか!」
どこまでも自分たちのペースを崩さない青い鳥を、イリオネスは少しだけ困ったように見つめ、考えを巡らせてから話し始めました。
「会話のできるお前と一緒なのは、心強いものです。……なあ、アオショウビン」
呼ばれた情熱的な青い鳥は、パチクリと目を見開き、驚いた表情を見せました。
「おや……? なぜ私がアオショウビンだとわかったのですか?」
イリオネスは羽ばたきを緩めることなく、至極当然といった風に答えました。
「アオショウビン以外、何者でもないだろう。何を驚いているのだ」
「だって、アフディー様ときたら、長年お仕えしているというのに、私の種類を認識も、興味もされていなかったのですよ」