黒弁護士は夜咲く桜を独占する~過保護な愛に溶かされて~
確かに彼の言うとおり、事務所にいた女性はみんな上品でオシャレな服を着ていた。

「僕からの就職祝い。
あ、悪い、そろそろ行かないと約束に間に合わなくなる。
終わったら連絡する」

「はい。
ありがとうございました」

去って行く彼を、手を振って見送る。

「とりあえず服、見に行こうかな」

もうすぐあんな素敵な職場で働けるのだと思うと、わくわくしていた。
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