黒弁護士は夜咲く桜を独占する~過保護な愛に溶かされて~
「でも、夏初みたいにこの命に代えてでも守りたいって感情はなかった」
そっと彼が、私の手を自分の胸に触れさせる。
「まあ、友情の延長みたいな関係だったからかもしれない。
それが原因で別れたしね」
呆れるように彼は、小さく肩を竦めた。
「でも、夏初は違う」
強い意志で彼は言い切り、真っ直ぐに私を見た。
「なんというかな、夏初は僕の庇護欲を掻き立てるんだ。
小さくて、可愛くて、僕の腕の中に閉じ込めて一生、愛でていたい」
証明するかのように彼が、私を抱きしめる。
小柄な私は彼にすっぽりと包まれてしまった。
「でも、初対面のときもオブラートには包んでたけどはっきり憲吾先生に嫌み言ってたし、ただ庇われるだけじゃない、しっかり自立した女性だってわかってる」
躊躇いがちに彼が、私の髪を撫でる。
「けれどなにかあったときは僕が支えたいし、夏初を傷つける敵は僕が全力で潰す」
誓うように彼が力を入れ、身体が痛い。
けれど、その苦しさすら愛おしい。
「そういうのはダメ、かな」
身体を離し、私の顔をのぞき込んだ彼の瞳は濡れて光っていた。
そっと彼が、私の手を自分の胸に触れさせる。
「まあ、友情の延長みたいな関係だったからかもしれない。
それが原因で別れたしね」
呆れるように彼は、小さく肩を竦めた。
「でも、夏初は違う」
強い意志で彼は言い切り、真っ直ぐに私を見た。
「なんというかな、夏初は僕の庇護欲を掻き立てるんだ。
小さくて、可愛くて、僕の腕の中に閉じ込めて一生、愛でていたい」
証明するかのように彼が、私を抱きしめる。
小柄な私は彼にすっぽりと包まれてしまった。
「でも、初対面のときもオブラートには包んでたけどはっきり憲吾先生に嫌み言ってたし、ただ庇われるだけじゃない、しっかり自立した女性だってわかってる」
躊躇いがちに彼が、私の髪を撫でる。
「けれどなにかあったときは僕が支えたいし、夏初を傷つける敵は僕が全力で潰す」
誓うように彼が力を入れ、身体が痛い。
けれど、その苦しさすら愛おしい。
「そういうのはダメ、かな」
身体を離し、私の顔をのぞき込んだ彼の瞳は濡れて光っていた。