黒弁護士は夜咲く桜を独占する~過保護な愛に溶かされて~
「いいに決まってるだろ」
晴貴さんは苦笑い気味だが、だってタダなんだよ?
気になるに決まっている。
荷物を整理したあと、晴貴さんは少し連絡をしたいからと仕事を始めたので、ひとりでお風呂に入る。
「ふわー」
お湯は絶妙な温度で、しかも温泉とあって気持ちいい。
目の前には海が広がり、まるで浮かんでいるかのようだ。
さらにジャグジーとなれば最高に決まっている。
「あー、癒やされる……」
海側が浅くなっていたので、浴槽の縁に顎を置きうつ伏せに寝転んだ。
そのうち水平線に少しずつ、オレンジが混ざっていく。
とても綺麗な光景で、うっとりと眺めていた。
「姫。
シャンパンはいかがですか」
とろとろと意識が溶けかけていたら目の前にシャンパングラスが登場して驚いた。
視線を上げると晴貴さんがグラスを持ってしゃがんでいる。
「……いただきます」
湯あたりしたかのように熱い顔でグラスを受け取り、一気に中身を呷った。
「凄く素敵なところですね」
「だろ?
だからいつも争奪……」
そこまで言って彼がしまったといった顔をする。
「……聞かなかったことにしてくれ」
「はい」
晴貴さんは苦笑い気味だが、だってタダなんだよ?
気になるに決まっている。
荷物を整理したあと、晴貴さんは少し連絡をしたいからと仕事を始めたので、ひとりでお風呂に入る。
「ふわー」
お湯は絶妙な温度で、しかも温泉とあって気持ちいい。
目の前には海が広がり、まるで浮かんでいるかのようだ。
さらにジャグジーとなれば最高に決まっている。
「あー、癒やされる……」
海側が浅くなっていたので、浴槽の縁に顎を置きうつ伏せに寝転んだ。
そのうち水平線に少しずつ、オレンジが混ざっていく。
とても綺麗な光景で、うっとりと眺めていた。
「姫。
シャンパンはいかがですか」
とろとろと意識が溶けかけていたら目の前にシャンパングラスが登場して驚いた。
視線を上げると晴貴さんがグラスを持ってしゃがんでいる。
「……いただきます」
湯あたりしたかのように熱い顔でグラスを受け取り、一気に中身を呷った。
「凄く素敵なところですね」
「だろ?
だからいつも争奪……」
そこまで言って彼がしまったといった顔をする。
「……聞かなかったことにしてくれ」
「はい」