おれが、おまえを、可愛くしてやる。
美味しそうなきりたんぽ鍋を前に、とてもそんなことは言えない。ちょっと疲れてるだけ、と言って曖昧に微笑む。そして、蓮二が、絵葉書が届いているよ、と言って手渡してくれる。写真付きのクリスマスカード。……そっか。向こうには年賀状がないから、クリスマスカードを送るのが一般的だったか。
中を取り出せば、手紙と、写真が入っていて、写真には、幸一さん、琉実さん、それからこの春に一歳になる高明《たかあき》くんが映っている。目元が琉実さんに似て愛くるしい子だ。
「ほんと、……よかったね。みんな、幸せそうで……」
「おれたちも幸せにならなきゃな」
「そうだね」
間もなく季節はクリスマス。サンタさんが街中に夢を届けてくれるシーズンの到来だ。
中を取り出せば、手紙と、写真が入っていて、写真には、幸一さん、琉実さん、それからこの春に一歳になる高明《たかあき》くんが映っている。目元が琉実さんに似て愛くるしい子だ。
「ほんと、……よかったね。みんな、幸せそうで……」
「おれたちも幸せにならなきゃな」
「そうだね」
間もなく季節はクリスマス。サンタさんが街中に夢を届けてくれるシーズンの到来だ。