さくらいろのあお
 記念公園までの道で琴音さんの口から出た話は信じがたいものが多かった。男子バレー部の背の高い選手と一度デートしたいとか、水泳部の肋骨が好きだとか。
――男子なら誰でもいいのだろうか。だったら部長とデートしてあげて欲しい。
「ああ! あのお店! 運動部の男子達の間で人気の中華料理屋さんだね!」
――ん? まてよ。
「本当は運動部の彼氏が欲しいの?」
 琴音さんの時間が止まった。
 琴音さんの顔が赤くなった。
 琴音さんはムスッとして私を見ると、何を思ったか「ギャルギャルしい」と言う。
「何を言うの? ギャルギャルしいのは琴音さんだよ? 男子なら誰でもいいの?」
――ええい! ままよ!
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