恋愛する気はなかったのに、年下の彼に甘やかされてます


「大人の恋愛にね、順番なんてないから。真奈ちゃんの思うままにでいいのよ!」

「そんなもんなのかぁ。でもそれならまぁ、いっか」

大人だしね。

便利な言葉だ。

「そそ。まずは友達からって事でいいじゃない!このアプリも婚活系とかじゃないし」

なるほどねぇ。

まずは友達から…か。

美空の様子を見守っていると、

注文していた

窯焼きのマルゲリータが

運ばれてきた。

「うわぁ!美味しそうー!」

つい目が輝いてしまう。

ヨダレもじゅるり。

ん?

何やら視線を感じ、

顔をあげる。

すると

美空が携帯をこちらに向けながら

ニヤニヤと笑っているではないか。

「あ!撮ってるでしょ!やだぁー!不意打ちはあかんてー!」

「大丈夫大丈夫!フィルターついてるから」

そう言って見せられたのは、

おっさんフィルターがかかった

私の顔。

「いや、そっちのフィルターなん!?可愛くなるやつちゃうんかい!」

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