恋愛する気はなかったのに、年下の彼に甘やかされてます
「いやでも…。え、まじ?」

この私が?

今更?

「まじまじ!あとね、出会いはね、みーんなないのよ!だからアプリ使うの!」

「アプリ!?出会い系の!?大丈夫それ!?」

「大丈夫!大丈夫!みんなやってるから!」

「そうなの!?」

「真奈ちゃん。あんた、実のところどうなのよ」

「んぐっ…そりゃ少しは…興味あるというか…何というか…」

ぶっちゃけ確かに

人肌恋しい夜は

あったりするけど…



でも私なんて…



「ほらぁー!まず気軽に始めてみなって!」

「えー?私なんて需要あるぅ?」

遊び相手すらも

見つからなそうなんですけど。

「あるある!真奈ちゃん、あなた可愛いよ?私お世辞言わないから!こんーなオシャレで、面白いし、可愛い一面もあるし!ほらほら、やってみて!」

そう言って美空はなかば無理矢理、

私の携帯に

アプリをダウンロードしてしまう。

「はい。あとはプロフィール入れて!」

「プロフィールって…」

「ああもう貸して!」

美空は私の携帯を取り上げて

何やら打ち込んでいるもよう。

「でも私、彼氏は別に…」

恋愛なんて、

ましてや…

「いいじゃんそれはまず。そこは大人なんだし、いろいろ相性とかもあるし仲良くなってみて、付き合うか考えてみたら?」

「え?そんな順番ありなの?」

それは、

頭になかったわ。
< 10 / 275 >

この作品をシェア

pagetop