恋愛する気はなかったのに、年下の彼に甘やかされてます
天と地
ーー真奈sideーー



お、重いっ…。

荷物が…



駅から出て、けいくんを発見!

車に寄りかかってる。

ふふ。

最初から、変わらないね、この人。


「けいくーん!」


走る。

どすどすと。

これも、変わらず。


「おう。来たな」


へへ。

初めての時と、同じ言葉。

なんか、それだけで

安心する。


「おはよー」

「ん。はよ」


そして私の大荷物を手から奪われた。


「乗って」


ドアを開けてくれる。


「ありがとー」


けいくんも車に乗り込んでくる。

目が合う。


「「んーーー」」

んで、チュウ。


バカップルみたいだな、おい。

でも、

すっかり、これも定着してしまった。


「あ! ねえ! 見て見て!」


後ろに置いてくれた荷物に手を伸ばす。


「じゃーーーーん! 可愛くない!?」


熊の、モコモコパジャマやぞ!


「あーーー。カワイイデスネ」

「ええーー!? そんな感じー!? もっとなんか、あるでしょう!!」

「はいはい。可愛い可愛い」


そう言ってまたキスされた。


「もぉーー」

「はい、牛な?」


これも。

……いつも通り。

ふふふ。

楽しっ!
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