恋愛する気はなかったのに、年下の彼に甘やかされてます
「眠くない?」

言われてみれば…

「眠いかもー」

「はは。もう、明るくなりそうだけど、寝よっか」

窓の外を見る。

本当だ。

いつの間に、明るくなり始めてる。

「寝るの…もったいない」

え。

今、私、

なんて言った?

けいくんを見る。

なんか、固まってる。

「け、けいくん…?」

「お、おん。だめだめ、寝るよ!はい、こっち来て!早く早く!」

手を取られて、ベッドまで連れて行かれる。

布団も、毛布もかけられて。

腕枕もしっかりして。

「真奈ちゃん、お休みぃー。んーまっ、んーまっ」

顔中にチュウの嵐だ。

「ははは!くすぐったいよ、けいくん」

「はは。お休み、真奈ちゃん」

そしてちゃんと目が合う。

どちらからともなく最後にしっとりとキスをする。

「お休みぃー」

ギューっと捕まるみたいにくっついて。

瞳をそっと、閉じた。

まだ残る温もりを感じながら。

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