恋愛する気はなかったのに、年下の彼に甘やかされてます
部屋を出る。
外廊下を渡る。
さっきまで賑やかだった部屋が、
静かに遠ざかっていく。
……寂しい。
先の方でフロントスタッフの方が
上品な笑顔で迎えてくれた。
「ごゆっくり御寛ぎいただけましたでしょうか?」
「はい!とても!」
食い気味に答える。
「クハハッ」
けいくんが隣で笑う。
「またぜひお越しくださいませ」
けいくんを一度見上げる。
目が合い、笑顔が返ってきた。
「はい!絶対また来ます!」
グイっと近づく。
「真奈ちゃん、圧。ククッ」
くいっと上着を引っ張られた。
「あはは!」
すまんすまん。
ついよ、
つい。
そして、
車へ向かう。
最後に振り返る。
綺麗な海。
綺麗な空。
素敵な建物。
最高だった。
目にしっかりと焼き付ける。
「……ありがとね」
小さく呟く。
「ん?」
「連れてきてくれて」
けいくんが、
ふっと笑う。
「おん」
繋いだ手をキュッと握る。
次の瞬間、
繋いだ手が
ギューーーーーー!
「いででででで!ちょっとっ!けいくん!もうっ!」
「クハハッ!行くぞ」
そのまま手を引かれ、
歩きだした。
「ちょ、待ってっ!ははは!」
さっきまでの余韻よ。
どこ行ったん。
でも、
これが
私たちって感じ。
外廊下を渡る。
さっきまで賑やかだった部屋が、
静かに遠ざかっていく。
……寂しい。
先の方でフロントスタッフの方が
上品な笑顔で迎えてくれた。
「ごゆっくり御寛ぎいただけましたでしょうか?」
「はい!とても!」
食い気味に答える。
「クハハッ」
けいくんが隣で笑う。
「またぜひお越しくださいませ」
けいくんを一度見上げる。
目が合い、笑顔が返ってきた。
「はい!絶対また来ます!」
グイっと近づく。
「真奈ちゃん、圧。ククッ」
くいっと上着を引っ張られた。
「あはは!」
すまんすまん。
ついよ、
つい。
そして、
車へ向かう。
最後に振り返る。
綺麗な海。
綺麗な空。
素敵な建物。
最高だった。
目にしっかりと焼き付ける。
「……ありがとね」
小さく呟く。
「ん?」
「連れてきてくれて」
けいくんが、
ふっと笑う。
「おん」
繋いだ手をキュッと握る。
次の瞬間、
繋いだ手が
ギューーーーーー!
「いででででで!ちょっとっ!けいくん!もうっ!」
「クハハッ!行くぞ」
そのまま手を引かれ、
歩きだした。
「ちょ、待ってっ!ははは!」
さっきまでの余韻よ。
どこ行ったん。
でも、
これが
私たちって感じ。