恋愛する気はなかったのに、年下の彼に甘やかされてます
"おにおにわたし"


そう。

私も末っ子なのだ。


"真奈ちゃんも末っ子なんだ。一緒だ"


"そだね!私はお姉ちゃんが欲しくて駄々こねたら、兄達ふたりが女装して追いかけて来てホラーだったの覚えてる"



あれはまさにホラーだった。

『『お姉ちゃんになってやったぞー!!』』

って、モップを頭に被って、

水色のアイシャドウと

手書きのまつ毛。

そして濃いめのチークと

真っ赤なリップは唇から大きくはみ出して

口裂け女みたいになってて。

あの恐怖シーンを思い出して

ブルっと身震いする私。


"兄貴たちナイスだな。てか真奈ちゃんのプロフィールに写ってるピザってGrato(グラート)って店じゃない?"


んん!?

正解!

すごっ!


"そだよ!すごっ!正解!なんでわかったの?"


"そこの店長と知り合いだからさ。俺もたまに行くからわかった。美味いよなマルゲリータ"
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