恋愛する気はなかったのに、年下の彼に甘やかされてます
深く息を吸って…

はいて…

改めて、

もう一度写真を見てみる。

これ、

本物…?

時間が、ワンテンポ遅れた気がした。

た…

た……

ただのイケメンやんけーーー!

ついその場でのけぞる私。

信じられない。

こんな…

ハンサムボーイが、

けいくん?


"コレガケイクンデスカ?"


なんて、聞いてしまう私。


"そうだよ。カタコトなってるよ真奈ちゃん。部屋着ですまん"


部屋着かどうかなんて見てなかった。

もう一度…見る。

…本当だ。

ティシャツ着てるし、背景はリビングっぽい。

でもなんかオシャレな家だな。

広そう。


ん?

腕のところにスタンプ…?


"腕のところについてるスタンプはなんだ?"


"あー、一応控えてみたんだけど。俺タトゥー入ってんのよね。撮ってからティシャツだったのに気づいてとりあえず隠してみた"


なるほどね!

そういうことね!

また何度目かわからないくらいに見る。

こんなに一枚の写真を何度も見ちゃうなんて…

私、やばいな。


んにしても綺麗な目しとるなー。 

ぱっちり二重だ。

鼻もシュッとしてて、

眉は自然体なのに整ってる。

口は程よい薄さで、

口元と顎にはやっぱり髭が生えていた。

つい見入ってしまう。

……………。

気づけば、もう一度開いていた。


目が合ってるみたいで…

逸らせない。


心臓が、

うるさい。
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