恋愛する気はなかったのに、年下の彼に甘やかされてます
「けいくんと連絡取り始めてからどのくらい?」
美空がおもむろに聞いて来た。
「あー。三週間くらいかな」
「その間毎日連絡とってるの?」
「うん。とってる」
「へぇー。電話とかもするの?」
「いや、電話はしない。私も家にいる時は子供たちいるときまづいし」
「あはは。確かにね。真奈ちゃんの暮らし理解してるから電話しないのかもね」
もしそれだったら、
さりげなく気を遣われているようで
なんだか…
胸が温かくなった。
もし無理な時に電話したいとか言われると、
断るのも気が引けるタイプだから。
そもそもけいくんみたいにかけてこない人は、
私にとっては、ちょうどいい。
さすがに子供の前で、男性と電話は出来ない。
こんな私でも、
そこはまだ母親の顔をしていたいのだ。
それをわざわざ説明するのもなんかねって感じだし。
やっぱりけいくんは…
ちょうどいい。