恋愛する気はなかったのに、年下の彼に甘やかされてます
そして覆い被さるように、静かにキスが落ちる。

けいくん…

唇が、ゆっくり離れる。

「もう俺…繋がりたい…」

低い声。

真っ直ぐな視線。

一瞬だけ、息が止まる。

……うん。

小さく頷くと、すぐに柔らかいキスが返ってきた。

触れる温度が、近い。

そしてそっと熱く硬いものが私の泉に触れた。

口付けに混ざる二人の息。

「んっ…」

ゆっくりと、

確かめるみたいに。

急がない。

でも、迷いもない。

目が…逸らせない。

徐々に、奥へと…

「んっ…はぁっ…」

けいくんの眉間にも皺が深く刻まれる。

「クッ…」

かすかに乱れる呼吸。

切迫詰まった声が私の鼓膜を刺激して、またお腹の奥がキュッと縮む。

そしてー

全部が繋がる、その直前。

「……真奈ちゃん」

一瞬だけ、動きが止まる。

眉を寄せたまま、少しだけ苦しそうな顔。

でもーーー

そのまま、真っ直ぐに見下ろされる。



「また、俺と会ってくれる?」



ドクン、と大きく跳ねる。

こんな時に、そんな事聞くの?

でもーーー



「……うん」



ほとんど反射みたいに、頷いていた。

その瞬間、

奥まで、深くーー



沈んだ。



「はぁっ…あんっ」

けいくんで…いっぱいに…

何これ…

思ってたより、ずっと深い。

逃げ場がないほど隙間なく密着して、おかしくなりそうなのに…

不思議と、怖くない。

「けいくんっ…」

名前を呼ぶだけで、ちゃんと伝わる。

「うん…」

短く返ってくる声。

余裕なんて、もう残ってないのに。

どこか優しいままで。

顎を上げれば、微笑み当たり前のように深い口付けが落とされた。

言葉はいらない。

そのままー

ゆっくりと律動が始まった。
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