醜い私が美貌の聖女になったら、危険な恋をして国が滅びた。
王宮の庭園で、妹のラリサと並んで薔薇を眺めていた少女。
それから三年、遠くから、近くから彼はずっと彼女を見てきた。
貴族令嬢にしては珍しいほど、強かさがなく穏やかで優しい。
賢く、努力家で、何より妹のラリサを心から可愛がってくれた。
誰に対しても態度を変えず、声を荒げることもなく、自然体でそこにいる。
そんなエリシアを知れば知るほど、好きになる。
エリシアはリオネルにとって理想の少女そのものだった。
エリシアとの婚約の話が具体的に上がったのは、リオネルが十二歳の時。
「お父様、本当にエリシア・クルーシーと婚約できるのですか?」
それから三年、遠くから、近くから彼はずっと彼女を見てきた。
貴族令嬢にしては珍しいほど、強かさがなく穏やかで優しい。
賢く、努力家で、何より妹のラリサを心から可愛がってくれた。
誰に対しても態度を変えず、声を荒げることもなく、自然体でそこにいる。
そんなエリシアを知れば知るほど、好きになる。
エリシアはリオネルにとって理想の少女そのものだった。
エリシアとの婚約の話が具体的に上がったのは、リオネルが十二歳の時。
「お父様、本当にエリシア・クルーシーと婚約できるのですか?」