醜い私が美貌の聖女になったら、危険な恋をして国が滅びた。
なぜそう言い切れるのか分からないが、今は彼の要件を聞くのが先だろう。
「エリシア様に関する事以外なら、やはり日を改めて欲しい」
リオネルは今すぐ家に帰り一人泣きたかった。
十年、必死にエリシアを探しても見つけられなかった。
結果が全てだ。狂いそうな程の十六年にも及ぶ恋心が理解される事はない。
「聖女様に関する事です。手短に言うと、宰相殿の妹君にも関係する話ですね」
ブレイクの言葉にリオネルは血の気が引く。
ノイダン王国に来て一年でも、王国の中枢に関わるブレイクは知ってもおかしくない話だ。
「ルナ王女殿下がなされた事か?」
「エリシア様に関する事以外なら、やはり日を改めて欲しい」
リオネルは今すぐ家に帰り一人泣きたかった。
十年、必死にエリシアを探しても見つけられなかった。
結果が全てだ。狂いそうな程の十六年にも及ぶ恋心が理解される事はない。
「聖女様に関する事です。手短に言うと、宰相殿の妹君にも関係する話ですね」
ブレイクの言葉にリオネルは血の気が引く。
ノイダン王国に来て一年でも、王国の中枢に関わるブレイクは知ってもおかしくない話だ。
「ルナ王女殿下がなされた事か?」