醜い私が美貌の聖女になったら、危険な恋をして国が滅びた。
「では、セドリック。この腕輪を親愛の証として差し上げるわ。古い友人から貰ったものだけど、貴方の方が似合いそうだもの」
セドリックの視線が、一瞬だけ腕輪に落ちる。
「聖女様のご友人からの頂きものなど畏れ多くて頂けません」
彼はわずかに困ったように、しかし崩れない笑みで答えた。
エリシアは即座に首を振る。
「その友人とは、もう決別したんです。この石、とても綺麗でしょ。貴方の瞳の色にそっくりだわ。どうぞ貰って」
唇に、作り物めいた微笑みを浮かべる彼女をセドリックは注意深く見る。
セドリックは、ほんの一瞬だけ沈黙したあと、ためらいなく腕輪を受け取った。
セドリックの視線が、一瞬だけ腕輪に落ちる。
「聖女様のご友人からの頂きものなど畏れ多くて頂けません」
彼はわずかに困ったように、しかし崩れない笑みで答えた。
エリシアは即座に首を振る。
「その友人とは、もう決別したんです。この石、とても綺麗でしょ。貴方の瞳の色にそっくりだわ。どうぞ貰って」
唇に、作り物めいた微笑みを浮かべる彼女をセドリックは注意深く見る。
セドリックは、ほんの一瞬だけ沈黙したあと、ためらいなく腕輪を受け取った。