私をフるとか、見る目無さすぎ!

『 ……なんか、雰囲気良くない……?』

……沈黙が訪れる。


気まずさを隠すために、口を開いた。


「...その、結構柚のこと気に入ってるって...、どういう意味ですか?」


さっきからずっと気になってた事を聞いた。もしかしたら、特別な意味じゃないかって、柚の直感がそう言ったから。


「それは...。」


彼は気まずく口ごもる。

図星だったら、どうしよう...!


じわじわと柚の体温が上がっていくような感覚。


「……お前の事が、好きだから。」


そっぽを向いたツンデレ夏沢。


「……そっか。」


柚は、顔がニヤけてしまう。表情管理しっかりしようにも、顔が熱い……


良い意味に変えると、口元が緩んでしまう……とかかな?


ちらりと夏沢を見ると、ほんの僅かだけど、口角が上がっているような気がした。


重苦しい空気は消え、今はすっかり打ち解けられるような、そんな気がした。
< 7 / 7 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

この家、全員まともじゃない。②

総文字数/4,409

恋愛(逆ハー)7ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
私の運命の人。 私の命を救ってくれた人。 私を愛してくれた人。 そんな人を、一日で好きになった。 そして、またあなたに。 守られたんだ。 「────やめろ。」 「藍、くん……?」 この世で一番大好きな人。 視界に映った瞬間、自然と涙が溢れた。 愛してる、藍くん。 付き合いたい……けど、やっぱ自信ないかな。 「……琴音の事、愛してる。付き合って。」 「もちろんっ。」 そんなやり取りができる日が、 ────いつか来ますように。
この家、全員まともじゃない。①

総文字数/16,840

恋愛(逆ハー)14ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
可憐で優しく、誰にでも愛される天使のような少女――神崎琴音。 そんな彼女が、ある日突然、俺たち青雲家の「義姉」になった。 明るくて、素直で、無防備で。 その笑顔ひとつで、家の空気は簡単に変わっていく。 ――けれど、それはただの「幸せな同居生活」なんかじゃなかった。 爽やかで完璧な長男。 軽薄で遊び慣れた次男。 クールで猫系な三男。 そして――ふわふわ笑う、どこか壊れた末っ子。 それぞれが抱える本音と、隠された欲望。 誰もが「いい人」を演じながら、少しずつ均衡は崩れていく。 ねえ、義姉さん。 その無邪気さは、罪だって気づいてる? 優しさに甘えたくて、独り占めしたくて、壊したくなる。 触れれば壊れてしまいそうなのに、手を伸ばすことをやめられない。 これは、ひとりの少女と、歪んだ兄弟たちが織りなす、 甘くて危うい、同居生活の物語。 ――天使が来た日、すべてが少しずつ狂い始めた。 《 ────登場人物──── 》 神崎 琴音 ( 青雲 琴音 ): 16歳、高1、152cm、四女 「 わ、私が義姉っ!?」 「あ、藍くんがかっこよすぎて……」 青雲 藍: 15歳、中3、172cm、末っ子 表:「よろしくね〜。琴音ちゃん♡」 裏:「これ以上に好きにさせんなよ……」 青雲 零夜: 19歳、大学一年、185cm、長男 表:「あ、琴音ちゃん。おはよう。」 ちょい裏:「俺の前では強がらなくたっていいんだよ?」 青雲 蓮: 18歳、高3、179cm、次男 「今すぐ抱きしめたい。ダメ?」 「俺の言う通りにしないとお仕置だよ?」 青雲 澪: 17歳、高2、175cm、三男 「……俺にしとけばいいのに。」 「この人、俺のなんで。」
表紙を見る 表紙を閉じる
家族に見放されたのか、追い出されたのか。 よく事情も知らずに男装されて。 大切な娘を夜のタクシーに乗らせて。 着いた先は、男子校だよ? お母さん?お父さん? 無責任すぎるでしょっ! 実際そこまで怒りは湧いていないのですが。 僕兄がいるんだけど、絶対面白半分で大事な 妹を……。 こんなとこに…… 初日っていうか、2日目。 理解したのは、スクールカースト制だってこと。 まあ僕が外部生らしくて。 全生徒にその外部生のカーストを発表された。 で、それが──── 〇〇だったわけ。 ハチャメチャだけど、頑張ろうっ! 目指せ下克上っ!!

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop