あと30日で、他人に戻るふたり
「旦那様はお仕事?」
「あー…はい、たぶん…」
「そう、大変なお仕事してるのねぇ」
自然に篠原さんが並んで、ふたりで歩き出す。
私は仕事に行くために駅へ向かっているけれど、篠原さんも仕事をしているのだろうか?
「篠原さんもこれからお仕事ですか?」
駅までまだ距離もあるし、世間話をしてみる。
場繋ぎのつもりで振った話が、篠原さんから意外な答えが返ってきた。
「私ね、週に三回、駅前のヨガに通ってるのよー!今日はその前にパン屋に寄ろうかと思ってて」
「えー!ヨガですか!アクティブですね」
「主人が朝早くに仕事行っちゃうから、時間が空くのよ。身体動かして、健康維持しないとね!」
「私、運動とか全然してないです」
あら、と篠原さんが軽く肩を叩いてきた。
「あなたは若いから大丈夫よ!旦那様とお休みの日に出かけたりするでしょ?」
「それは……いや、出かけないですね」
「あー…はい、たぶん…」
「そう、大変なお仕事してるのねぇ」
自然に篠原さんが並んで、ふたりで歩き出す。
私は仕事に行くために駅へ向かっているけれど、篠原さんも仕事をしているのだろうか?
「篠原さんもこれからお仕事ですか?」
駅までまだ距離もあるし、世間話をしてみる。
場繋ぎのつもりで振った話が、篠原さんから意外な答えが返ってきた。
「私ね、週に三回、駅前のヨガに通ってるのよー!今日はその前にパン屋に寄ろうかと思ってて」
「えー!ヨガですか!アクティブですね」
「主人が朝早くに仕事行っちゃうから、時間が空くのよ。身体動かして、健康維持しないとね!」
「私、運動とか全然してないです」
あら、と篠原さんが軽く肩を叩いてきた。
「あなたは若いから大丈夫よ!旦那様とお休みの日に出かけたりするでしょ?」
「それは……いや、出かけないですね」