遼くんは泣き顔がお好き。
それからあの女の子のことが忘れられず、
学校中を探したけど見つからなかった。
きっと他校の子だったんだろう。
ついでに”きわたくん”も探して見たけどそんな子はいなかった。
あの子の名前すら知らないのに、
見つかるはずない。
そう気づいた瞬間どうしようもなく悲しくなって、
授業中にぼろぼろと涙が溢れた。
あの公園にも何度も行った。
だけどあの子は現れなかった。
ただもう一度だけ会いたくて、話がしたかった。
長い時間が経って、最近気づいた。
俺はあの子のことが好きだった。
俺の初恋だったんだと。