檻の外で咲く恋2
ほんの少しだけ、
胸がざわつく。

玲央「……今日、店は?」

玲央が聞く。

芹羽「夕方から」

玲央「そうか」

それだけ。

会話は続かない。

前と同じはずなのに。

どこか、ぎこちない。

でも。

嫌じゃない。

―――

昼。

羽美と公園に来ていた。

小さな手を引いて、
ゆっくり歩く。

羽美「ママ、みて」

芹羽「ん?」

指さす先。

滑り台。

羽美「すべる」

芹羽「いいよ」

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