檻の外で咲く恋2
第十二章 向き合う覚悟
朝の空気が、少しだけ軽かった。

窓の外は、よく晴れている。

芹羽「……」

キッチンに立つ。

深く息を吸う。

昨日、はっきりと気づいてしまった。

自分の気持ちに。

もう、誤魔化せない。

玲央「おはよ」

後ろから声。

振り返る。

玲央が、いつも通りそこにいる。

芹羽「おはよう」

自然に返す。

その一言が、
少しだけ違って感じる。

自分の中で、
何かが変わったから。

玲央「……これ」

差し出されるマグカップ。

湯気が立っている。

玲央「カフェイン入ってないやつ」

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