家事が取り柄で地味な私が イケメンと同居!? ~私が一 緒に暮らすのは、人気ゲーマ ーでした~
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「料理作りますよ!」
「うんっ」
 

わたしは腕まくりをしながら穂高くんに言う。
穂高くんはちょっと緊張しているみたいで、表情が固い。
まるで、初めて幼稚園に行く子供みたいな面持ちだ


やっぱりそんなに料理したことがないのかな?
本人に聞いたときも「いつも食べ専だったから」って言ってた。


「それで……何するんだ?」


穂高くんは手をギュッと丸く握りながら聞く。
小さい子って感じでなんかかわいいんだよね。


ファンクラブの子たちは、こんな感じの穂高くん知らないのかな。


ミステリアスでちょっと天然な一面しか知らないってことだよね。


なぜかちょっとだけ心の奥がうれしくなった気がする。
……最近のわたしなんか変かも?

 
「まずはわたしがお肉を混ぜるので、穂高くんはハンバーグを載せるお皿を用意してください」
「どんな感じのか?」
「う〜ん。なんでもいいんですけど、広めのお皿でお願いします」


わたしがそう伝えると穂高くんは、
引き出しの中から「どれだろう」とお皿を探していた。


でもそれっぽいのがなかったのかしょぼん、とした背中でうなだれてしまった。


そういえば穂高くん最近表情?が豊かになった気がするんだよね。


めっちゃ犬耳の幻覚見えるし。
……これは単に疲れてるからって可能性大だけど。


声とかもちょっと、いや結構感情が乗ってる気がする。
うれしいときとかめっちゃわかりやすいんだよね。


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