極道シングルファザーの甘く危険な独占愛
 恥ずかしさに耐えきれなくなった羽衣子は咄嗟に両手を胸元へ伸ばすも、それを見越していたかのように昴がその手首を掴む。

「昴さん……」

 縋るような声で名前を呼ばれても昴は少しも動じることは無く、寧ろ口元に余裕のある笑みを浮かべている。

「何だ?」
「その……手を……」
「ん?」

 わざと聞き返すように昴が顔を近づけた。

「離してくれって?」
「……はい」
「それは聞けねぇな」
「どうして……」
「決まってるだろ? 離したら隠すつもりだろ?」
「だって……恥ずかしいから……」
「俺には、そんなに恥ずかしがる理由が分からねぇけどな」
「…………っ」

 囁くように告げられた言葉に羽衣子の身体が小さく強張るも、その反応さえ愛おしそうに眺めながら昴は掴んでいた両手をゆっくりと頭上へ導いた。

「隠す必要なんてねぇよ」
「あ……」

 そして、逃げられなくなった羽衣子の身体をまじまじと見つめた昴は、

「綺麗だよ、羽衣子――」

 そう口にしながら胸元へ顔を近づけると、露わになった胸の膨らみへチュッと音を立てながら口付けていく。

「……っん、……」

 腕を拘束されて思うように抵抗出来ない羽衣子はされるがまま。

 声を我慢しても昴に攻められるたびに漏れでてしまい、甘い吐息へと変わっていく。

「すば、る……さん……いじわる、しないでください……ッ」

 音を立てて口付けられたり、舌を這わされたり、恥ずかしさでどうにかなりそうな羽衣子が懇願するように言うと、

「意地悪なことをしてるつもりはねぇし、身体は悦んでるけどな?」

 それが逆効果だったようで、

「――ッあぁ、んっ」

 ピンと尖った胸の膨らみへ指を這わせると、そこを指先で刺激していった。
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