この恋は制御不能です!愛を知らない冷徹社長に一目惚れされて、交際0日でプロポーズされました
心音は肩を落としながら二人にメッセージを送る。
検査の結果、何も問題なかったこと。今日は一日様子見で入院することをを伝えると、二人はこっちのことは任せてと、明るく気遣ってくれる返信をしてくれた。
二人の優しさに、感謝していると、病室のドアが開き、郁人が戻ってきた。
「着替えましたね」
「はい」
「何か他に必要なものがあれば言って下さい」
そう言うと郁人はスーツのジャケットを脱ぐとソファに座る。
「……帰らないんですか?」
「今日は俺もここに泊まります」
「なっ……何言って、ダメですよ!」
「なぜですか?」
郁人は不思議そうな顔をしている。
「なぜって……」
そんなのは心臓が持たない。
「仕事があるじゃないですか」
「仕事ならここでもできます。今、進藤にパソコンと資料も持ってきてもらいますし」
そう、郁人は何も問題ないでしょ?というかのように笑みを浮かべる。
「いや、だとしても、これ以上ご迷惑をおかけするには……」
こんなハイクラスの医療施設に連れてきてくれただけではなく、郁人の時間すらも使ってもらっているのだから、これ以上は申し訳なかった。