この恋は制御不能です!愛を知らない冷徹社長に一目惚れされて、交際0日でプロポーズされました

複雑な気持ちで二人を見ていると、郁人が心音に気づき芹奈の元を離れ、こちらにやって来る。

いつも以上にカッコいい郁人を前に、心音は直視できず視線をどこに向けたらいいのか分からなくなる。

「Aチームの皆さん。お越しになってくださったんですね」
「社長、本日はお招きいただきましてありがとうございます」

安藤に続き、心音と松下も郁人に会釈をする。

「試食会では役員も満場一致でAチームのカップケーキが選ばれました。私としては、商品化したいと思っています」

その言葉に、心音は安藤と松下と顔を見合わせる。

「それは喜ばしいことです。ねえ、天野さん」
「はい、とっても嬉しいです」

安藤の言葉に、そう笑顔で頷いた心音。

見上げた先にいた郁人と目が合い、心音は恥ずかしくてバッと目を逸らした。

(カッコよすぎる……)

そんな心音を、安藤と松下は不思議そうに見る。

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