この恋は制御不能です!愛を知らない冷徹社長に一目惚れされて、交際0日でプロポーズされました

「今日はルイスに、ティラミスの作り方を教えてもらおうと思いまして」
「ティラミスですか?」
「イタリアで食べた時、作り方が気になっていたようでしたので」

確かに、どうしてあんなに美味しいスイーツが作れるのか気になっていた。

(郁人さん、覚えててくれたんだ)

「ルイス、早速ですが、願いできますか?」
「Of course!」

ルイスは棚からエプロンを取り出すと心音に渡す。

受け取った心音は首紐を通し、腰紐を結ぼうとする。

すると、後ろに立った郁人が心音のエプロンの腰紐を結んでくれる。

郁人の存在を近くで感じ、心音の鼓動は密かに早まった。

「はい、いいですよ」
「ありがとうございます」

そこで、機械音が厨房に鳴り響く。

郁人はスラックスのポケットから携帯電話を取り出し画面を見ると、少しだけ眉間に皺を寄せた。
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