この恋は制御不能です!愛を知らない冷徹社長に一目惚れされて、交際0日でプロポーズされました
とそこへ、電話を終えた郁人が戻って来る。
「どうですか?」
「とても勉強になります」
「よかった。ルイスのパティシエとして腕は俺が保証しますので、彼になんでも聞いてください」
郁人がそう言うと、ルイスは可愛く顔をムスッとさせる。
「ちょっと郁人、パティシエとしての腕はって何さ!」
「そのままの意味ですけど?」
怒るルイスをよそに、郁人はさらりとそう言う。
「ふふふっ」
言い合う二人に、心音には笑みが溢れる。
ルイスはまだ仕事が残っていると言うので、作ったティラミスは持ち帰って郁人と二人で食べることにした。
ルイスに見送られ、お店を出て、駅に向かって歩いている時だった。
再び郁人の携帯が鳴ったのは。