本好きで恋愛苦手な私が推し小説家に溺愛されるまで
第十六話 ハッピーエンド
◇◇◇
「メールを送信して、仕事完了!」
私は書斎のデスクで、ノートパソコンのEnterキーを押しながら独り言を呟いた。
初めて書評の依頼が来てから約一年が経つ。
読者の方々から好評だったらしく、まずその雑誌で本についての色々な話といった感じの連載が始まった。
書評が仕事になったので、ブログの方はエッセイも載せるようにしたところ、書評だけでなくエッセイの依頼も来るようになり、いつの間にか私は書評家兼エッセイストになっていた。
仕事を終えた私が書斎を出ると、リビングには先客の姿が。
夫の鷹司さん。
鷹司さんは変わらず色んな小説を発表している人気作家だ。
私に気付くと、飲んでいたコーヒーカップをテーブルに置き、ソファーから立ち上がった。
相変わらずとてもかっこよくて、結婚して一年も経つのに見惚れてしまう。
「栞も仕事済んだのか」
「あなたも?」
「ああ」
「2人とも同じタイミングで休めるの、久しぶりね。明日は朝から遊びに出かける?」
「メールを送信して、仕事完了!」
私は書斎のデスクで、ノートパソコンのEnterキーを押しながら独り言を呟いた。
初めて書評の依頼が来てから約一年が経つ。
読者の方々から好評だったらしく、まずその雑誌で本についての色々な話といった感じの連載が始まった。
書評が仕事になったので、ブログの方はエッセイも載せるようにしたところ、書評だけでなくエッセイの依頼も来るようになり、いつの間にか私は書評家兼エッセイストになっていた。
仕事を終えた私が書斎を出ると、リビングには先客の姿が。
夫の鷹司さん。
鷹司さんは変わらず色んな小説を発表している人気作家だ。
私に気付くと、飲んでいたコーヒーカップをテーブルに置き、ソファーから立ち上がった。
相変わらずとてもかっこよくて、結婚して一年も経つのに見惚れてしまう。
「栞も仕事済んだのか」
「あなたも?」
「ああ」
「2人とも同じタイミングで休めるの、久しぶりね。明日は朝から遊びに出かける?」