双葉に咲いた、ニセモノ双子。
わたしたちが笑顔を作りながら明るく言うと、案内してくれた人は頭を下げてそのまま立ち去っていく。

……さて、ここからが勝負だ。

わたしたちは、できる限り早く復讐をしたい……

怪しまれないようにしつつも、積極的に。



「……行こ!」

「うんっ」



わたしたちは、勢いよく扉を開けた。

ドーンッと大きな音を立てる扉。

中で待っていたのは、大きな机の向こう側に座っている黒瀬。



「よく来たね」

「はいっ、来ました!」

「今日は特能警察に入るかどうかみたいな感じであってますか?」



わたしたちは首を傾げる。

黒瀬はにっこりと微笑んで、わたしたちに座るよう促した。
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