双葉に咲いた、ニセモノ双子。
わたしたちがラスボスを倒したってわかりやすいだろうし……心乃花の故郷を調べたんなら、この人形のことも知っているはず。

……どうせ消えちゃうんだし、ね?



「ふふっ、うん」

「よし、じゃあお願い」



心乃花が小さく笑って、人形たちを氷漬ける。

そのまま、ふたりで一緒に氷を炎の中に蹴り落とした。



「さーて? それじゃあ影の中に行きますかー」

「いっそ、影の中で暮らすってのも良さそうだけど」

「でも、歳を取らないんだよ?」

「ふたりでずっといられるなら、それもいいな」



……そう、かも?

少し納得してしまいながらも、わたしは真っ青な空に真っ黒なカードを掲げた。









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