双葉に咲いた、ニセモノ双子。
「早く話してよー……!」

「はぁ、わかったよ」



心奏はため息をついて、あたしの前に座る。

ワクワクしすぎて、声が抑えられないよー……!

むぅ、こんなところじゃなかったら大きな声を出せたのになー……

だけど、ここから出るわけにもいかないしー……

むむむ、と考える。

だけど、心奏が話し出して、すぐ考えるのをやめた。



「わたしたちってさ、死霊術師を倒して姿を消したでしょ?」

「うんうん……!」

「それを、死霊術師と相打ちになったって見かけたテレビでやってて……」



生きてるのにー?

不思議だー!



「死霊術師を倒してくれたヒーローってニュースでやっててねぇ、思わず笑っちゃったの」

「ヒーロー? 自分のためにやったのにねー……! 面白い!」
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