好きになった人は、みんなのアイドルで 2
20話 同じこと
「あ、悠太郎くん、今日カフェ来るよね?」
「行く。今日も22時まで?」
「うん」
「じゃあ碧と練習して21時半頃行くね」
「分かった、待ってる」
じゃね、と手を振ってすれ違う。
それを見ていた栞が「なんかすっかりカップルだね」と言う。
「……なにそれ」
「え、そのまんまだよ」
「……恥ずかしい」
私たち、カップルに見えるんだ
へへ、ちょっと嬉しい。
今日はクリスマス。
悠太郎くんには内緒でピアスを用意している。
悠太郎くん、喜んでくれるかな。
ーー
「お待たせ」
バイトが終わって悠太郎くんと帰る。
いつものとおり他愛ないことを喋って駅に着く。
駅に着くと、ベンチで少し喋ってから解散するのが最近の習慣になっていた。
……ピアス、渡そう。
「「あのね」」
声が被る。
「あ……先にどうぞ」
「いや、いいよ紬ちゃんから」
「じゃあ……メリークリスマス」
ピアスが入った袋を渡す。
「えっ」
悠太郎くんが驚いた顔をする。
「開けてもいい?」
「うん、いいよ」
中を見た悠太郎くんがまた驚いた顔をする。
「……ピアスだ、ありがとう」
「ねえ、付けていい?」
嬉しそうな悠太郎くん。
「うん、付けて付けて」
スマホで確認して「似合う?」と聞いてくる。
「めっちゃ似合う。良かった」
「やばい、めっちゃ嬉しい。毎日つける。」
「……毎日って。今日付けてるのも気に入ってたでしょ」
「いや、紬ちゃんがくれたのが1番」
……1番って。嬉しい。
「……じゃあ、悠太郎くんの番」
「……俺もさ、メリークリスマス」
小さな袋を渡される。
「……え?」
うそ、悠太郎くんも、プレゼント用意してくれてたの?
「ねえ、開けていい?」
「もちろん」
開けると、華奢なリボンの形をしたイヤリングが入っていた。
「え!可愛い!イヤリングだ!……私もつける!」
「穴あいてないのも覚えててくれてありがとう」
「紬ちゃんのことなら何でも覚えてる……ていうか似合う。かわいい。」
ちょっとにやけてる悠太郎くんが可愛い。
「俺ら、同じもの選んだんだね」
「うん、気が合うね」
それぞれの耳を見て笑う。
悠太郎くんとの初めてのクリスマスも、同じことを考えていた。
それが、すごく嬉しかった。
「行く。今日も22時まで?」
「うん」
「じゃあ碧と練習して21時半頃行くね」
「分かった、待ってる」
じゃね、と手を振ってすれ違う。
それを見ていた栞が「なんかすっかりカップルだね」と言う。
「……なにそれ」
「え、そのまんまだよ」
「……恥ずかしい」
私たち、カップルに見えるんだ
へへ、ちょっと嬉しい。
今日はクリスマス。
悠太郎くんには内緒でピアスを用意している。
悠太郎くん、喜んでくれるかな。
ーー
「お待たせ」
バイトが終わって悠太郎くんと帰る。
いつものとおり他愛ないことを喋って駅に着く。
駅に着くと、ベンチで少し喋ってから解散するのが最近の習慣になっていた。
……ピアス、渡そう。
「「あのね」」
声が被る。
「あ……先にどうぞ」
「いや、いいよ紬ちゃんから」
「じゃあ……メリークリスマス」
ピアスが入った袋を渡す。
「えっ」
悠太郎くんが驚いた顔をする。
「開けてもいい?」
「うん、いいよ」
中を見た悠太郎くんがまた驚いた顔をする。
「……ピアスだ、ありがとう」
「ねえ、付けていい?」
嬉しそうな悠太郎くん。
「うん、付けて付けて」
スマホで確認して「似合う?」と聞いてくる。
「めっちゃ似合う。良かった」
「やばい、めっちゃ嬉しい。毎日つける。」
「……毎日って。今日付けてるのも気に入ってたでしょ」
「いや、紬ちゃんがくれたのが1番」
……1番って。嬉しい。
「……じゃあ、悠太郎くんの番」
「……俺もさ、メリークリスマス」
小さな袋を渡される。
「……え?」
うそ、悠太郎くんも、プレゼント用意してくれてたの?
「ねえ、開けていい?」
「もちろん」
開けると、華奢なリボンの形をしたイヤリングが入っていた。
「え!可愛い!イヤリングだ!……私もつける!」
「穴あいてないのも覚えててくれてありがとう」
「紬ちゃんのことなら何でも覚えてる……ていうか似合う。かわいい。」
ちょっとにやけてる悠太郎くんが可愛い。
「俺ら、同じもの選んだんだね」
「うん、気が合うね」
それぞれの耳を見て笑う。
悠太郎くんとの初めてのクリスマスも、同じことを考えていた。
それが、すごく嬉しかった。