好きになった人は、みんなのアイドルで 2
39話 ずっと
今日はパン研の集まり。
美桜ちゃんに会うのが、気まずい。
私も倒れたりしちゃったから、悠太郎くんは美桜ちゃんに言ってくれたんだと思う。
でも、美桜ちゃんは、どんな気持ちだっただろう。
「お疲れ様でーす」
あ、美桜ちゃん来てない。良かった。
先輩たちと少し喋っていると、美桜ちゃんが来る。
「すみません、遅くなりましたー!」
目が合う。
けど、すぐに逸らされる。
いつものとおりパンを囲んでワイワイ話していると、
美桜ちゃんが近くに来る。
「あ、美桜ちゃん、おつかれ」
「……付き合ったんでしょ。……おめでと。」
「……え?」
(そんなに私たち、分かりやすかったかな)
「見てれば分かるから」
吐き捨てるような口調とは裏腹に、表情は優しかった。
「うん……ありがと。付き合った」
すぐに別の先輩に話し掛けに行く美桜ちゃん。
見てれば分かるって、悠太郎くんのことだよね。
美桜ちゃんは、ずっと……
私より、ずっと前から、悠太郎くんのことを見ていた。
その時間の長さは、勝てない。
せめて、美桜ちゃんに恥ずかしくないような、彼女でいたいと思った。
美桜ちゃんに会うのが、気まずい。
私も倒れたりしちゃったから、悠太郎くんは美桜ちゃんに言ってくれたんだと思う。
でも、美桜ちゃんは、どんな気持ちだっただろう。
「お疲れ様でーす」
あ、美桜ちゃん来てない。良かった。
先輩たちと少し喋っていると、美桜ちゃんが来る。
「すみません、遅くなりましたー!」
目が合う。
けど、すぐに逸らされる。
いつものとおりパンを囲んでワイワイ話していると、
美桜ちゃんが近くに来る。
「あ、美桜ちゃん、おつかれ」
「……付き合ったんでしょ。……おめでと。」
「……え?」
(そんなに私たち、分かりやすかったかな)
「見てれば分かるから」
吐き捨てるような口調とは裏腹に、表情は優しかった。
「うん……ありがと。付き合った」
すぐに別の先輩に話し掛けに行く美桜ちゃん。
見てれば分かるって、悠太郎くんのことだよね。
美桜ちゃんは、ずっと……
私より、ずっと前から、悠太郎くんのことを見ていた。
その時間の長さは、勝てない。
せめて、美桜ちゃんに恥ずかしくないような、彼女でいたいと思った。