音楽好きの2人
沈んだ気持ちで教室に着き、帰る用意をしていた。帰る用意が終わって下駄箱に向かっていたら途中で波木さんが見えた。多くの女子から囲まれていて、すごいなと思った。「私とは、大違いだな。まぁあんなふうに囲まれたくは無いけど」そう思いながら下駄箱で靴を履き替えていたら、波木さんと女子たちの会話が聞こえてしまった。「ねえかいくん!今日佐波さんと喋ってたけどまさか付き合ってるの?まあそんな事ないか。あんな地味で音楽ばっか聴いてる奴と関わるわけないよね」「確かに付き合っては、無いけど、佐波さんの悪口は、良くないんじゃない。」と波木さんが少し強い口調で言った。そうすると私の悪口を言っていた女子たちは、一斉に黙った。「それに今は付き合ってないけどいずれ付き合うつもりだから」と言って波木さんは、女子たちを無視して下駄箱に来た。「波木さんどうして私の事庇ってくれたんですか?それにいずれ付き合うって冗談ですよね?」私は、いきなりの出来事に付いていけなくて焦ったように波木さん聞いた。「付き合うって言うの嘘じゃないよ。」「え!なんで私なんかと」「それは、帰りながら話さない?ここで話すと他の人に聞かれちゃうかもだし」そう言って波木さんは歩き出した。