経済学部一の人気者が同じ学部の大人しい女の子に一目惚れした理由│Quiet Strength×Soft Strength
「一緒にデータ整理とかシステム構築しましょうよ。愚痴っておいて何ですが、さっきみたいな雑務は絶対させないですし」
「そうそう。実はもうすぐDX推進を本格的に始める予定なんですよ。上野さんいてくれたら本当に心強いし絶対楽しいし一度考えてみて下さ…」
「おおい! 何勝手に勧誘してるんだよ! うちのだぞ!」
不意に、結婚式場に乗り込んできた元彼みたいな声が聞こえてきた。びっくりして愚痴り組が顔を上げると経営企画部の男性社員が仁王立ちしている。知ってる顔だ。っていうか、ええ? あいついつも無表情で碌に喋らないのに、そんな大きな声出るの? その目の前で司も目を丸くした。
「先輩…」
「なんですか。急に割り込んできて。上野さんが希望すれば良いでしょ別に」
「そうだそうだ。情シスに上野さんがいれば、そっちに送るデータだって綺麗になるんだから良いじゃないですか。今だって甘えてる癖に」
「こいつがデータ整理しかしてないと思ったら大間違いだぞ! 舐めんな!」
「そっちこそ舐めんな! うちは会社にとって重要なシステム作るの! そこには上野さんみたいな人が必要なんだよ! 社内の全データ、どうやって使うか考えられる人がいればそっちだって万々歳だろ!?」
「こいつにはそのデータ繋げて分析する仕事があるの! 会社の今後を左右するの! こいつがいなきゃ始まらないの!」
もう、愚痴り組は目を丸くしてぽかん。どういう事? あの子、本当に何者なの?
「そうそう。実はもうすぐDX推進を本格的に始める予定なんですよ。上野さんいてくれたら本当に心強いし絶対楽しいし一度考えてみて下さ…」
「おおい! 何勝手に勧誘してるんだよ! うちのだぞ!」
不意に、結婚式場に乗り込んできた元彼みたいな声が聞こえてきた。びっくりして愚痴り組が顔を上げると経営企画部の男性社員が仁王立ちしている。知ってる顔だ。っていうか、ええ? あいついつも無表情で碌に喋らないのに、そんな大きな声出るの? その目の前で司も目を丸くした。
「先輩…」
「なんですか。急に割り込んできて。上野さんが希望すれば良いでしょ別に」
「そうだそうだ。情シスに上野さんがいれば、そっちに送るデータだって綺麗になるんだから良いじゃないですか。今だって甘えてる癖に」
「こいつがデータ整理しかしてないと思ったら大間違いだぞ! 舐めんな!」
「そっちこそ舐めんな! うちは会社にとって重要なシステム作るの! そこには上野さんみたいな人が必要なんだよ! 社内の全データ、どうやって使うか考えられる人がいればそっちだって万々歳だろ!?」
「こいつにはそのデータ繋げて分析する仕事があるの! 会社の今後を左右するの! こいつがいなきゃ始まらないの!」
もう、愚痴り組は目を丸くしてぽかん。どういう事? あの子、本当に何者なの?