隣の席の推しが溺愛してきます!

「勘違いさせちゃってたなら、本当ごめんね。っていうか、その場で種明かしするつもりだったんだけど、慌てて帰っちゃったでしょ」



ああ、私のせいなのね。分かった。



「おーい?聞いてる?」



聞いてても、答えられるはずないでしょう。

感情が、声ににじんでしまうに違いないから。

リュックを教室の後ろの棚に戻しに行くときは、隆人さんがいない側の列を歩いた。

なるべく床を見て、少しぼやけた視界がほかの人の目に見つかってしまわないように気を付けた。


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