年上ヤンキーの熱が止まらない

そして先輩って…私、すごく最悪なことをしてしまったのでは…。

足が動かず、”先輩”のほうを向いたままの姿勢になる。

逃げなきゃ……怖い…どうしよう。

怒られる…いや、殺されるっ。


涙が出かけた時、”先輩”の顔全体が見えて、ハッとした。


頬に、絆創膏が貼ってあった。

私があげた、ウサギや犬などの動物が描かれた子供っぽい絆創膏。


どうして…こんな子供っぽいし、しゃべったこともない、自分が恨んでる人がくれた絆創膏を‥?


絶対、あれは私の絆創膏のはずだ。

気を遣って…?

いや、昨日は倒れてた人に散々ケガをさせてたみたいだった。

この先輩は…容赦ない。
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