年上ヤンキーの熱が止まらない

先輩を見上げると、少しイラッとしたようだった。

「わかんない?早いの」

…っと?

早い‥って脈が?

んと、頻脈ってこと?

……なら、もしかして先輩病気!?


大変!

すぐ治療しなきゃじゃん!

「あのさ」

私の手首を持つ力が強くなる。

さっきから人への力加減を分かってないのか…?

「何考えてんのか知らないけど…病気とか心配することじゃない。…その、ドキドキしてるってこと」



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