これが運命なら
ふと、心の横顔を見て
「前より大人っぽくなったね」
「え??」
「あ、いや!前も大人ぽかったけど更にって意味で!」
焦って言うと変な誤解されそう・・・。
「大人ね・・・。そう見えるようにカッコつけてたんだよ。俺自身はあの頃はガキだったよ」
「そんなこと、」
「ガキだったんだよ。何があっても守るって思ってても実際どうすることも出来なくてあの決断になったんだ」
「でも、それは・・・」
お父さんがって言おうとしたけど触れていいものか分からなくて言えなかった。
「死ぬほど悔しかった。あんなに誰かを恨んだのも初めてだった。あんな思い一回で十分だ。今度こそ絶対何があっても守るから」
目を合わせて真剣に言うから何だかプロポーズされてる気分になった。
「ところで、咲良は今したいことってあるのか?」