もう誰も信じないって決めたのに
圭は玄関にいる私を見て、驚いたようだった。

「どうしたの?」

「ちょっとこっち来て」

私たちはマンションの中庭に来た。

「ねぇ、圭、私のママに口止めしたの?」

「何を?」

「本当に心当たりないの?」

「……ある!」
ぷはっ

しばらく経って、元気よく答えた圭に私は吹き出した。

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