同じ家なのに君は遠い
「……お前さ」

「は、はい」

「ほんと無防備」

耳元近くで落ちる声。

距離が近い。

近すぎる。

「そんな顔されたら、我慢できなくなる」

一瞬。

意味が理解できなかった。

でも理解した瞬間、顔が熱くなる。
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